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もしも原始的な生活にデジタルファブリケーションのような新しいテクノロジーが溶け込んだ場合、どのように活用されて人工物がつくられたのだろうか。
農耕社会へと移行する以前の狩猟採集社会の暮らしに着目し、そこに3Dプリント技術が存在している世界のものづくりについて思索する。ソールから紐の部分まで全てがTPU素材で作られており、プリント時に出る廃棄物をも転用されている。
いつの日か出土する履物は、当時の人々の身体性を仄めかすだろう。

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All credits to Hibiki Yamada