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私は私がここに本当に存在しているのかわからない

そう記した私と いまこの文字を書いている私は
おそらく違うけれど、きっと同じ私だ 

いまここにあるリアルな身体も
かつてそこにあったヴァーチャルな身体も
その身体を取り囲むあらゆる環境も

どこまでの自己らしさが自己を自己たらしめ
ない/る
のだろうか

私は記憶を辿り自らを供養してみることにした 

光学的に記録されたデジタルな身体と
刻一刻と更新されるアナログな身体とが出会うとき、
そこには生成的な自己が立ち現れる

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All credits to Hibiki Yamada